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2020/11/01 15:00


珈琲びよりの清水です^ ^


前回に続きハンドドリップ の淹れ方について話していきたいと思います。


今回はペーパードリップのドリッパーで、最も歴史が古いメリタです。


前回のカリタとよく比較されるので、はじめにそれぞれの特徴を話しておきます。


まずメリタは一つ穴でろ過速度が遅く、ドリッパー内にお湯が滞留します。そのため、お湯の注ぎ方によって味にブレが出にくく、安定して淹れやすいのが特徴です。


次にカリタは三つ穴で、ある程度お湯は滞留しますが、メリタに比べてお湯の抜けが早いため、注ぎ方によって味の調整がしやすいのが特徴です。


ドリッパーによって、それぞれ特徴が異なるので、自分に合ったドリッパー選びをしてくださいね。


では早速、メリタの淹れ方について見ていきましょう。


【メリタ編】

①カリタ式の1〜3と同様にしてドリッパーにフィルターをセットしてコーヒー粉を入れ、サーバーに抽出液が落ち始めるくらいを目安に、中心から「の」の字を書くようにして全体にお湯を細く注ぎます。コーヒー粉とフィルターの境にはお湯をかけないように注意してください。


②粉の表面が膨らんできます。そのまま20〜30秒ほどおいて粉を蒸らします。


③お湯を太くして「の」の字を書くようにして全体に注ぎ、粉を十分に膨らませます。


④粉が十分に膨らんだら、湯溜まりができるようにお湯を更に太くし「の」の字を書くようにして注ぎます。目的の抽出量まで達したら、ドリッパーの中にお湯が残っていてもすぐに外してください。


どうでしょうか?


蒸らし後に何度も注ぎ分ける必要がなく、簡単に淹れることが出来ますね。


初めてで上手く淹れられるか不安な方はメリタから始めることをおすすめします。


さて、次回はコーノドリッパーについて話していきますのでお楽しみに。


では、また!