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2022/01/16 09:00


珈琲びよりの清水です^ ^


今回はハンドドリップ の淹れ方(コーノ編)です。


今回のコーノと次回のハリオはネルドリップのような味をペーパーで簡便に淹れられることをコンセプトとしています。


ドリッパーの形状が円錐形のため、カリタ・メリタの台形の物よりも粉の層を厚く取れるのが特徴です。


その中でもコーノはリブ(ドリッパーの内側に付いている突起した線のこと)が下のほうに短く付いており、お湯を注ぐとリブから上はフィルターが貼り付いてドリッパーとの隙間が無くなる為、お湯が横漏れすることがない上、コーヒー粉から出る泡が含むアクの混入を防ぐことが出来るのが特徴です。


では早速、コーノの淹れ方について見ていきましょう。


【コーノ編】

①ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、コーヒー粉を入れます。


②ドリッパーの側面を手のひらで軽く叩いて、粉の表面を平らにならします。


③中央のほぼ一点を狙い、抽出液の最初の1滴が30秒ほどでサーバーに落ちてくるように、お湯をポタポタと垂らします。


④抽出液がサーバーの底を覆うくらいまで溜まったら、お湯を垂らす範囲を500円玉くらいの大きさまで広げます。浮き出た泡が沈まないように加減しながら、お湯の量を少し増やして注いでいきます。


⑤抽出液が1/3に達したら、お湯を更に少し早めて、浮いた泡が沈まないように加減しながら、④とほぼ同じ範囲に円を描くように継続的に注ぎます。


⑥泡が白っぽくなってきたら、その一回り外側を狙っていきます。お湯の速さや注ぎ方は⑤と同様です。


⑦2/3まで抽出したら、お湯がドリッパー上部まで溜まるよう全体的にお湯を太く注ぎ、表面の泡を浮かせます。目標の抽出量になるまでこの状態を保つよう注ぎ続けます。


⑧抽出量まで達したら、ドリッパーを上部までお湯が溜まっている状態で外し、垂れてくるお湯を受けるための他の容器に移します。


どうでしょうか?


これまでに紹介したカリタ・メリタと比べて注ぐ難しさはありますが、ネルドリップに近い味

を自宅でも楽しみたい方は試してみるのもいいですね。


ただしペーパーなのでネルドリップのような、まったりとした口当たりではありませんのでご注意ください。


さて、次回は大人気のハリオ V60について話していきますのでお楽しみに。


では、また!